下肢静脈瘤を放置するとどうなりますか?

下肢静脈瘤は命にかかわるような深刻な病気ではありません。「下肢の切断」や「血栓が脳や肺に飛ぶ」ことは極めてまれですので、過度な心配は不要です。

ただし、下肢静脈瘤による症状(下肢が重い、だるい、疲れやすい、むくみやすい、こむら返りが頻繁にありつらい)がある人は、下肢静脈瘤を治すと、下肢が軽くなって、楽になります。

また、「下肢静脈瘤をこじらせてしまった状態の人」(血栓性静脈炎、うっ滞性皮膚炎、うっ滞性皮膚潰瘍など)は、下肢静脈瘤のカテーテル手術を受けることによりそれらの症状は劇的に改善します。